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1997年から2007年までのボートフィッシングの釣行記をブログで復活させました。暇潰しにでもどうぞお立ち寄り下さい。

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2008年09月26日

キスから始めましょう!

2000.3.18 『あの娘は春の運び屋だった!』の巻


 3月も中旬も過ぎて、ようやく春めいてきましたね!

18日は穏やかなベタ凪に恵まれましたので、

2ケ月振りにボートを出すことが出来ました。





今日の天気予報では昼から南西風が

やや強く吹くとの予報でしたので、午前中

が勝負と、今回は渡辺さんのタイムスケジュール

に合わせることにしました。彼の谷川における

釣行スケジュールは、①2時半起床、②3時自宅出発、

③3時半尾崎のファミマで朝食タイム、④4時15分谷川港着、

⑤夜明けと共に出船!⑥午後2時、満タンのクーラーと共に

帰港といったところです。⑥だけ内容がいつもというわけには

いかないようですが、ボートもオニューに買い換えて今年はやってく

れるはず?です。

 


さて、尾崎のファミマで渡辺さんのレジアスと合流。


一路谷川港へ向かいます。スロープに着いてみると


誰も見当たりません。まだあんまり釣れていないよう


ですねえ。2人で暗闇の中ゴソゴソとボートのセッティング


の開始です。


 今日は午前6時出船!まずは谷川沖でメバルを狙ってみます。



彼は2月にこのポイントで良型のメバルをゲットしており、期待が

膨らみます。魚探で反応の出たところにすかさず仕掛けを落しますが、

まったくアタリが出ません。そこで、以前から試してみたかったソフトルアー

で探っていきます。この仕掛けではガシラが3匹飛びついてきてくれました。

粘ってもメバルは期待薄そうでしたので、ここで大きくポイントチェンジ!

地ノ島沖の中瀬戸より水深55mラインへボンバードですっ飛ばしていきます。

15分ほどで到着し、今度はタイ狙いで青イソメの胴付き仕掛けで流していきます。

しかし、ここでもエサさえ取られない始末。この1級ポイントでこの有様に頭を

かかえてしまいます。ここで、どこかで見かけた顔が、どこかで見かけた

ボートと共に近いづいてきました。僕と同じボンバードの前に座ってるのは藤川さんです。

今日は友達のボートに乗せてもらっている様子です。あっという間に神島の方へ向かって

すっ飛ばしていかれました。僕もそれにつられて後を追いかけます。神島前では土佐さんが

ポイントに貼りついています。久しぶりにご挨拶を交わし、2艇で仲良く流し釣りを開始しますが、

このポイントでもアタリが出ません。しつこく粘って、やっと23cmのガシラをゲット!



 昼までで、クーラーの中はガシラ4匹のお寒い内容です。

このままでは帰れないので、ちょっと時期は早いかと思いましたが、

地ノ島の灯台沖のポイントでキスを狙ってみることにします。

潮が飛ぶように流れていて、ボートの操船に苦労しますが、

うまく仕掛けをコントロールすると、忘れかけていたあの娘のアタリが

ロッドを激しく揺さぶってくれました。最初はアワセのタイミングが

取り戻せず、なかなか掛かってくれません。最初の前アタリの時に

ゆっくりロッドを誘い上げると大きく引き込んでくれました。最初の1匹目は

20cm程の美しいパールホワイトの別嬪さんでした。ここで渡辺さんから

ケイタイにTEL。「キス釣れてるよ」と誘うとすぐに彼もすっ飛んできました。

2艇でポイントを行ったり来たりし、なんとか同サイズを5匹追加できました。

25cm程のグチ(イシモチ)もオマケで2匹、ガンゾウビラメ、トラギス、チャリコ

といった外道もやってきてくれて、退屈せずに楽しめました。






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2008年08月29日

今年もいっぱい釣ると思います!どうぞヨロシク!

2000.1.15

『 Bass Fisherman マダイ、ガシラを釣るの巻 』


こんわんにゃ!1月というのに暖かい日が続きますねえ。こんな日和が続くと、ついつい釣りの虫が疼き出してしまいます。けれど、なかなか一人では重い腰が上がらないのが現状です。こういうときは元気なやる気満々の若者が重宝しますね!今回同行してくれたⅠさんは,まだ20代の現役バリバリのBASSFISHERMANです。この寒い釣れないときに、わざわざ海のボートフィッシングに付き合ってくれました。なんでもシーバスを是非釣ってみたいとのこと。しかし、泥臭いエサ釣師の私のこと、ルアーでのシーバス釣りの経験は皆無です。それでも見様見真似で、シーバスガイドをかって出ることにしました。もし、狙いが外れた場合は自分の得意ジャンルの、青イソメでの胴付き釣りでお土産は確保できるだろうとの皮算用も弾いておきます。


 


 

 朝はまだ寒いので、出船は午前11時です。まずは漁港沖でのスミイカ釣りでウオーミングアップをと、スッテでシャクッテもらいますがまったく反応がありません。今年のスミイカはノリが悪いですねえ...30分で見切りをつけて、今度は岸伝いにボートを流して彼にルアーをキャストしてもらいます。色んなルアーで、魚探でベイトフィッシュの反応があったポイントを探ってみてもらいますが、ここでもノーバイト。スレで掛かってきた小アジのみです。僕も退屈してきたのでグラブでチョコッと遊んでみました。自作のエサ釣り用の胴付き仕掛けにグラブをチョンがけして底を探って行くと、15cmのガシラが2匹とイソベラが1匹飛び付いて来てくれました。彼のチョッピリ羨ましそうな視線が背中に貼りつきます。そこで、彼にも挑戦してもらいますが、どうも勝手が違うようでアタリがなかなか取れません。このままではストレスが溜まる一方ですので、心やさしいガイドの私は大きくポイントチェンジ。水深のあるポイントへボンバードを走らせます。しかし、途中でアクシデント発生!エンジンが急にストップしてしまいました。暫くウンともスンともエンジンが掛かりません。今度は私の顔が引き攣る番です。ポイントに先行しているFさんに、ケイタイで連絡取って救助を頼みました。彼のSEI-335の姿が見える頃にもう一度スターターを引くとなんとか掛かってくれました。Fさんは早朝からカスゴ大アジをゲットされた様子。用事があるとかで早々のご帰還です。 まあ、あれだけお土産があれば十分ですな!

 ここで、有名人のHさんからTEL。今からマダイポイントに向かうとのこと。エンジンの調子も気になるので、予定を変更して僕達もHさんと一緒にマダイポイントへ向かいます。


 Hさんのスーパーショットと一緒にポイントを流していくと、なんとIさんの第1投目に強烈なアタリ!彼のロッドが大きく引き込まれます。ドラグを効かせてゆっくりと上げていくと、なんと30cmオーバーの別嬪さんのマダイがタモに収まりました。彼はなかなか強運の持ち主みたいです。それから、僕に大きなキス(これはクーラーに入れようとして逃げられてしまった)中アジⅠさんにはこれまた、この海域では大型と言ってよい27cmのガシラが釣れてなんとかお土産を確保することができました。








持ち帰った魚はIさん邸で料理させてもらい、刺身、煮付け、イタリア風刺身、あらだき、鯛茶漬けと堪能してもらいました。奥さんも刺身はキライとのことでしたけど、釣り立ての魚は美味しいと言って生まれて初めて食べてくれました。そんな訳で今年の初釣りは今までに無いパターンの釣行となりましたけど、大変楽しかったです。今度はIさんBASSFIELDで遊ばしてもらおうと思っています。






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2008年08月21日

1999年12月30日『男たちの別れツアー』

1999年12月30日
 
  いよいよ今年最後のボンバードでの釣行となりました。今年は釣りにいっぱい行きました。来年も再来年も多分いっぱい行くと思います。どうぞヨロシク!今日は渡辺さんががんばりました。僕もがんばったんですけどね。



 というわけで今日は奥さんとお子さんが帰省で実家に帰ってしまい独身ライフをエンジョイされている渡辺さんとの呉越同舟釣行デース。本日彼は車がないので、泉大津にある豪邸までお迎えに参上仕りました。

 7時に迎えに行ってT港のスロープに到着したのは8時。そこからボートをセッティングしていると事件が発生! プレジャーボートをトレーラーで引っ張ってきたセドリックがトレーラーごと海へ水没して行きました。その人はボートに乗り移ったばかりだったのでなす術がありません。丁度引き潮でスロープにコケが一杯生えていたのでタイヤが滑ってしまったようです。ゆっくり水没していくセドリックに思わず2人で見入ってしまいました。そのうちマリーナの関係者が集まってきてなんとかロープで引きずり上げることに成功しました。しかし、車はオシャカでしょう。とんだ年末での災難に同情を禁じ得ませんでした。




   さて、そんな事もあり結局出船出来たのは10時前でした。本日の本命は正月用のニラミ鯛をゲットすることです。順調にポイントまで来て、さて釣り始めようかというところでふと前方を見やると、なんと遊漁船がポイントに犇めいています。こんな時はうかつに近づくとひどい目に合います。そこで、11月にタイとアジがよく喰った水深50~60mラインを攻めてみます。

  1投目から小気味よいアタリで20cm前後のチャリコが活発に喰ってきます。渡辺審査員の基準は厳しく目は放流しろと訴えています。彼はマダイの22cm以下は放流するという厳しい自己戒律をお持ちなのです。しかし、今日の船頭は僕です。なにせ1ケ月以上魚を持って帰ってないのです。そういった厳しい台所事情を目で訴えて20cm以上はクーラーにお入り願うことにしました。このポイントで30cm前後のアジシログチも追加。ふと渡辺さんのほうを見やると彼のペラペラ竿(高級品ですけど)がしなり、ギコギコリール(これも高級品)が異常音を出しています。「これは多分タイやでえ!」とのたまっています。上がってきたのはまさしくピンクの柔肌でした。30cmにはちょっと足りません。まあカスゴといった所ですね。しかしなんとか本命をゲットすることができました。


  時間も12時を過ぎて、ようやく遊漁船が帰って行ったようです。すかさずポイントチェンジ!今度は水深50mラインを攻めてみます。しかし、ここでもチャリコばかりです。半分嫌気がさしてきたところ,ようやく僕のペラペラ竿(これも一応IGハイスピード)にまともな引き込みが!電動リールを手巻きにして慎重に上げてくるとこれも30cmには不足のカスゴでした。おまけに下針に20cmのチャリコが付いていました。道理でよく引くはずです。まあこの一匹になんとか救われる気持ちになりました。渡辺さんには「これはデカイ!タモいるで!」といったセリフに2度もだまされてシログチを救う羽目になりました。彼はいつも手釣りをしているのでどうも竿釣りでの獲物の大きさを測り兼ねている様子です。



  午後3時を過ぎてようやく潮が流れ出しました。そこで夏場いい思いをした大アジポイントへ移動します。ここで1時間程で30~38cmの大アジを4本ゲットに成功!クーラーの中もようやく賑やかになってきたのでラスト1投にすることにし、仕掛けを下ろします。仕掛けが着くかどうかといった所でいきなりの締め込みです。あわせると久し振りの重量感です。こんな引き久方忘れていましたが、なんとか根をかわしてポンピングで10mほど浮かせると一気にラインを引き摺りだしていきます。これはまさしく大ダイの引きではと慎重に寄せていきます。最後の10mでの再度の締め込みに耐え、浮かすと良型のスズキです。一瞬複雑な心境です。まあ大ニベじゃなかっただけ良しとしなければ!渡辺さんのタモ入れも一発で決まり、ボートに引き摺り上げ手尺で計ると70cmを超えています。一応自己最長寸になるので今年の締めくくりにはいいかと納得します。結局釣果は以下の通りでした。来年の初釣りはどうしょうかな?















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2008年08月18日

BOAT FISHING REPORT 

(岬町沖で4目釣り快調!)



1999年11月22日

 11月22日(月)はわたくし行きつけのヘアーサロンⅠ氏との恒例の釣行です。例年は日本海方面に脚を伸ばすことが多いのですが、どういうわけか今年の日本海の情報は芳しくありません。そこで、最近私が入り浸っている岬町周辺を案内することにしました。今回はお店のスタッフN氏も初挑戦することとなり、急遽マイボートのボンバード380を仕立船にあつらえて、船頭稼業に精を出すこととします。



  さて、当日は朝6時半にいつものT港のスロープに到着。さすがに平日といったこともあり駐車場はガラガラ状態です。そこからボートの組み立てに約1時間、竿の準備などに時間を取られ、出船出来たのは丁度8時でした。今回のメニューですが、まずは潮止まりの11時までタチウオを狙い、潮止まり前後を普段潮流の速いポイントでタイアジ狙いをして、夕方にT港沖でスミイカ狙いをするといった、なんとも欲張った3本立てで臨むことにします。


 

  まずタチウオのポイントである水深60~70mラインにボートを進ませます。前日スーパーで仕入れた1パック250円の活きの良いイワシをご当地おなじみのタチウオテンヤに括り付け、早速2人にひとしきり講釈をたれます。このポイントでは1投目からヒットさせすぐにコツを掴んだⅠ氏の独壇場。立て続けに1m近い良型も含め5レンチャンのフィーバー状態。船頭の私は立て続けのバラシに面目丸つぶれ血管ぶち切れ状態です。N氏もなんとか2本ヒットさせ、私も後半調子が出て、11時までで3人でなんとか13本キープ出来ました。



 第1関門はなんとか突破という方向で、今度は水深55mラインへボートを進ませて、青イソメで胴付き釣りの開始です。潮はこちらのポイントは下げのいい感じで流れています。この向きに潮が流れると魚の喰いが良いようで、1投目から中村氏にチャリコが釣れてきました。それからはまさにイレグイモード突入です。25~30cmのアジ、20cm級のチャリコがたちまちクーラーを埋めつくします。私にも32cmと30cmのなんとかマダイと呼びたいサイズが上がり、このポイントでは船頭の面目を保つことに成功。2時半までで持参の20リットルのクーラーが氷無しで満タンになってしまいました。第2関門は楽々突破という方向で、最後のタ-ゲットのスミイカ釣りへT港沖まで戻ることにします。



 本当ならこのまま帰ってもいいところですが、せっかくスミイカ釣りの用意もしてきたので、今度もひとしきりスミイカ釣りについて講釈を垂れます。私のスミイカタックルは15cmの片テンビンにハリス3号を70~80cmとり、その先にコウイカスッテをスナップサルカンで連結するといった至ってシンプルな仕掛けです。コウイカスッテは私がレッドヘッド、稲垣氏と中村氏はグリーンで挑戦してもらいます。ここでも1投目からⅠ氏にヒット!まさか1投目からヒットするとは思わなかったので、私とN氏は慌てふためきます。タモに無事収めるまで手間取りましたが、取り込んだのはこの時期にしては良型の甲長20cmの立派なスミイカです。その後I氏は立て続けに連続ヒット。N氏もなんとか1杯釣ることが出来ほっとします。私も後半追い込んで3杯ゲットし、第3関門も余裕で突破という方向で意気揚々と帰港することにしました。



 今回は潮を読んでメニューを組んでみましたが、これほど狙い目が的中する日も珍しかったですねえ。お二人のゲストには「船頭の実力の賜物ですわ」とキッチリ意識付けはしときましたけど。結局今回の釣果は70~95cmのタチウオ13本、32cm,30cmのマダイ、20~25cmチャリコ10匹、25~32cmのアジ23匹、スミイカ7杯でした。



『週間釣場速報・関西版』   掲載記事を加筆修正しました。




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2008年08月14日

ゆらめきON THE BOAT 大阪湾の五目釣り

 1999年 8月14日 & 8月21日

(青イソメの胴付き仕掛けで何でも釣れちゃう)

  早いもので、ミニボートでの釣りも手漕ぎのゴムボート時代から数えて10年の年月が過ぎ去りました。釣行回数も400回を超え、毎週のように海に行っていたため、三十路を過ぎても未だに独身(ウウッ!世間の冷たい風が骨身にこたえツライッス)。



 さて、この『Boat & REEL』誌に投稿させて戴くのも約3年振りの御無沙汰となりました。スーパーショットから、中古のアキレスFM505に乗り換えて2年半で乗り潰し、今年の4月に思い切ってbombard Aerotec380というインフレータブルボートでは最高級といえるボートに乗り換えました。エンジンは知人にブラックに全塗装していただいたジョンソンの15馬力をチョイス。走り良し、スタイルデザインも良し、流し釣りにも最適(ボートがクルクル回転しない)といいことずくめで、大変気に入っています。ネックはエンジン込みで60万を超える価格でしょうか?ゴムボートにこの投資は果たしていかがなものか?私は『Little Boat』の試乗会で試乗したのが運の尽き。恋患いのような状態に陥り、半分ヤケクソ気味に購入してしまいました。このような患者さんが私の周りにも2人ほど居りますが、そのうちひとりは後を追うように購入しちゃいました。かなりな魔力を持ったボートだと思います。みなさんも無闇に試乗会で試乗されないほうが身のためかも?



  そう、釣りのほうですが今年は私のホームグラウンドである大阪湾で大アジが絶好調!ゴールデンウイークのころから釣れだして、7月~8月にかけてはピークを迎えました。アジといえども35cmを超えると引きは強烈です。ドラグを緩めに設定しておくと一気にラインを引きずり出して行きますのでちょっとした大物釣りの気分が味わえます。ここでの釣り方ですが、撒き餌は一切効かさずに、胴付き仕掛けの流し釣りでポイントを攻めて行きます。皆さんはよくサビキ仕掛けで釣っているようですが、私は、色んな魚を釣ってクーラーを賑やかにしたいほうなので、もっぱら青イソメを付けた胴付き仕掛けで通します。この仕掛けにはマダイ大サバスズキグチガシラ
大型のキスホウボウ等、釣って良し、食べてよしのすてきなゲストが飛びついてきてくれます。この釣り方でのコツは、潮を読んでいかに魚の通り道を見つけ、魚探で群れを追いかけてボートを潮上から流すことが出来るかどうかだと思います。それが出来て、ちゃんと仕掛けを底が取る事が出来れば比較的簡単に誰にも釣れるターゲットだと思います。



  お盆休みを利用して8月14日に釣りに行ってきました。T港の有料スロープからいつも自称(走るマリーナ)と嘯いている愛車ハイエース・スーパーGLに年中積みっ放しのボンバードを引きずり出し、午前9時半に出航!このポイントは潮の流れ方が釣果の決め手となるため、一概にも早朝から出船する必要がありません。わたしのようなズボラなボートフィッシャーマンには有難いフィールドです。さて、潮を考えて今日の地合いは午前10時からと読みました。ポイントまでは約25分のクルージングです。丁度10時から釣り開始。潮はまだ流れ出したばかりのようであまり流れてくれません。そこで、全長4.1mの自作の胴付き4本バリ仕掛けで竿一本分ゆっくりとサソイを掛けながらボートを流して行きます。するとサソイを掛けた瞬間に竿が一気に引き込まれました。いつもの大アジよりもさらに大きな引き込みです。魚が水面に近づくと横走りしだしました。何とか取り込んでみると、なんとも大きなサバです。50cm近くあります。続けて40級を2匹取り込んだところで、潮が強烈に流れ出しました。こうなると次は大アジのお出ましです。2時間で32~38cmを9匹と25cmの小ダイ、22cmのカサゴをキープしたところでクーラー中も賑やかとなってきましたので納竿としました.




  その1週間後の8月21日。今度は友人のSさんを誘って2人乗りでT港から午後2時出船!当日は若潮ということで地合いは夕方に訪れると読みました。このポイントは小潮回りでは夕方に潮が速く流れ出します。この日も読みがズバリ当たって潮が流れ出す最初の1時間は25cm小ダイが2匹だけでしたが、潮が走り出した4時過ぎからは大アジのまさに入れ食い!4本バリにパーフェクトに掛かった時はしばらく電動リールが空回りっぱなしでした。先週のように大サバも2匹釣れてあっという間のクーラー満タン状態。クーラーに入りきらない分はマリーナのオバチャンに発泡スチロールのクーラーをいただき、氷詰めにして持ち帰りました。大阪湾は魚種多彩で魚影も濃いですがその分遊漁船も多く、ポイントに犇めいていることが多いです。我々プレジャーボートはその時は遠慮して船団からは少し離れて釣るようにしましょう。食いの良いときは離れて釣っても十分な釣果に恵まれるものですからね。



季刊『BOAT&REEL』誌 (2001年1月休刊 )掲載記事を加筆修正しました。





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2008年08月13日

ボートフィッシングレポート

1999年1月15日


(徳島県伊座利沖のカワハギ釣り)

  新年を迎え、めっきり寒くなりましたね!ボートフィッシャーマンにとっても辛い季節の到来です。大阪湾周辺をホームグラウンドにしている私も北西の季節風に泣かされっぱなしです。しかし、釣りに行けなければ行けないですぐに禁断症状が現れるフィッシングドランカーの身では心身ともにやられてしまいそうです。どこか風裏になるいい場所はないものか地図を広げて思案を重ねてみました。そこで目を付けたのが徳島県南東部地方です。蒲生田岬を回り込むと、300m級の山が聳え立ち、北風にはめっぽう強そうです。



  1月15日深夜堺の自宅を出発して明石大橋、鳴門大橋を乗り継いで一路伊座利漁港へ。今回のメンバーは、中島好女氏、西川肉厚氏と私の同級生トリオです。私のボートには中島氏に同乗してもらい、西川艇と2艇でポイントを広く探ろうという作戦です。朝方地元の漁師さん達と話し込んでしまい、結局出船したのは午前8時30分とかなり遅めとなりました。



  まずは漁師さんに教えてもらった水深35m前後の岩礁帯へボートを進め、シーアンカを使った流し釣りでガシラを狙ってみます。しかし、風裏とはいえ吹き降ろしの北風が強く苦戦を強いられます。しかも底にはエサトリ軍団(イソベラネンブツダイキタマクラフグ)が集結しておられるようで、一瞬でエサが掠め取られます。

  ここで、昼過ぎまで粘ってみましたが、中島氏に22cmのガシラが1匹、私に25cmカワハギが1匹とまったく振るいません。西川氏もアチコチと競艇選手の青年のように走り回っています。これはボートフィッシャーマンの釣れていない時の行動パターンです。




  昼が過ぎて風が止んできました。そこで更に沖の水深55mラインを攻めてみます。一投目中島氏に明確なアタリ!彼のオニューのサオが撓り、電動リールがうなりをあげています。上がってきたのは、22cmのカワハギでした。深場から電動リールで高速で上がってきたため、目ん玉が飛び出ています。どうやら、カワハギが濃いようなので専門に狙ってみようということで、少し蒲生田岬よりに走り、魚探でポイントを探ると水深26mにいい反応が出た為アンカーリング。まずはテンビンズボ仕掛にアミエビのコマセで、あわよくばイサギでも釣れないものかと狙ってみます。一時間程粘ってみましたが、まったくアタリがでません。ここで、カワハギ仕掛けにチェンジして、真剣に竿とニラメッコの開始です。アミエビのマキエが効いたのか1投目から20cm級の良型カワハギが竿をカンカン叩いてくれました。連続して同型を取り込みます。中島氏はアタリが取れずかなり苦戦している様子。彼をさらに煽る為さらに連続してバシバシ上げていきます。すると今度は彼が連続して良型を掛けだしました。こうなると不思議なもので、私にはイソベラキタマクラフグと外道の3連発です。ほとほと嫌気がさして来ました。さらにオニューの竿の穂先がバキッと折れてしまいました。タタキ釣りに、たるませ釣り、聞き合わせ釣りと誘いまくったため、どうやら金属疲労ならぬ、カーボン疲労が発生してしまったようです。しかし、何時の間にかイケスの中はカワハギで賑やかになっています。時間も午後4時を回ったため、ここらでお開きとしました。



 今回の釣果は結局中島氏と2人で18~26cmカワハギ22匹、22cmガシラ1匹、イソベラ多数でした。エサ取り対策をすれば、良型のガシラもこれから狙えそうな感じです。

『週間釣り場速報・関西版』掲載記事を加筆修正しました。 





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2008年08月12日

BOAT FISHING REPORT

1998年12月13日&1999年 1月2日
 
(納竿・初釣り2本立て)

 去年は12月に入ってからというもの、週末の度に日本海側の天気が崩れ、なかなか思い通りの釣り場へ釣行できません。例年なら丹後半島東部周辺で、アマダイオニカサゴ大型ガシラ、丹後半島西部周辺の五目釣りでいい思いをしていますが去年はとうとう行けずじまいで年末を迎えてしまいました。しかしそこは可搬式のミニボートの利点を活かして、どこでなにを狙おうかとアチコチにアンテナを張り巡らしていると、岬町沖でスミイカが好調との情報が転がりこんできました。スミイカならテンヤにシャコや、クルマエビを括り付けてのシャクリ釣りがポピュラーな狙い方ですが、常連さんはウルトラスッテだけでかなりの釣果を上げておられる様子。 

  そこで釣り具屋巡りをして、急遽布巻きと、透明なウルトラスッテを各3個づつ買い揃えました。色は、ピンク、グリーン、ブルーです。これをL型テンビンに括り付け、シャクリながら探っていくそうです。初挑戦の釣りになんだかワクワクしながら、ボートを出せる機会を伺っていると12月13日(日)に絶好の日和が訪れました。




  当日はエンジントラブル(キャブレターに水が溜まっていた)に見舞われたため、出船できたのは午前9時でした。先行した仲間を追いかけて、岬町沖水深15mラインで合流。今回の情報源の、K氏のボートに擦り寄るとどうやら着実にスミイカをゲットしている様子です。同じく最近スミイカ釣りにハマッているW氏もすでに3杯キープしたとのことで、今日は状況的にいい感じです。早速仕掛けを降ろしてシャクッてみると、なんとすぐ乗ってきました。しかし、ズルッといったイヤな感じですっぽ抜けてしまいました。



  いままで一投目にバラすとろくな事がないため、一瞬いやな予感が頭を過ぎりますが、2投目にすぐまた乗ってきました。今度は慎重に浮かしてあらかじめ玉網を水中に入れて、そこへ誘導します。玉網の中で十分にスミを吐かせてから、持参のイケス(大型クーラーを改造)にほうり込みます。次に乗ったは、イイダコ君です。これはこれで煮付けると美味なためキープします。なんやかんやで、昼まで粘って5杯をキープすることができました。



 その後カスゴカワハギ狙いで別のポイントへ向かい、胴付き仕掛けに青イソメのエサで狙いますが、なぜかキューセンベラのオンパレード。なんとかカワハギを2匹キープして午後3時に夕方の地合いを狙って再度漁港沖まで戻ります。

  ここでは、日が傾くにつれて入れ掛かり状態になってきました。朝方はピンクの布巻きが良く乗りましたが、夕方はグリーンの布巻きが比較的良かったようでした。約1時間で6杯をゲットし合計11杯となったところで納竿とします。イケスの中はイカが元気に泳ぎ回っています。大きさは胴長15cm~23cmです。ブクブクをセットし、家まで活かしたまま持って帰ることにし、いつもお世話になっているS氏、N氏に3杯ずつ泳ぎイカとして進呈しました。私自身も刺し身、煮付け、テンプラで堪能することが出来、この釣りに釣味、食味ともハマッテしまいました。その後27日も同じポイントに朝から入り、夕方まで粘って、同サイズ8杯をキープ。1998年のボート釣りを締めくくることができました。





  さて、気分良く納竿ができましたが今世紀最後の1999年最初のボート釣りが問題です。週間天気予報を見ても、日本海側は相変わらず冬型の気圧配置が続く模様です。大阪湾も北よりの風には滅法弱く、ボートの出船場所に頭を痛めます。

  しかし、よくしたもので、大晦日の夕方、同じボート釣り仲間のN氏よりTEL!彼は奥さんの実家の徳島に帰省しているとのことで、いろいろと現地の情報を仕入れます。なんでも蒲生田岬より南に下がると断崖絶壁の地磯が続いており、北風には滅法強いとの事。釣り物もまだ水温が例年より高いため、掛かり釣りで狙えばイサギが狙えるだろうとのことです。イサギがダメでも大型のカワハギなら確実だろうと2本立てで作戦をねります。




  1月1日(金)の深夜、明石大橋、鳴門大橋と乗り継いで、堺の自宅から、約2時間半で徳島へ!今回の相棒は、いつも行き付けのヘアーサロンのマスターI氏です。彼も私の大法螺の受け売りで、奥さんの実家へ高級魚を配達する約束をしてしまったようで後へ引けない様子。





  市内にあるN氏の奥さんの実家に泊めてもらい、2日の午前5時一路今回のポイントである牟岐へ車2台で向かいます。漁港のスロープから、N艇と2艇で出船!10分程地磯づたいにボートを走らせます。ちょうど頃合いの沖磯が見つかり、ホンデックスのHE5600型の魚探でポイントを探ります。水深25mに高根を発見しその上にイサギらしい魚群が映りました。輪乗りしながらタイミングを図り素早くアンカーリング!N艇とロープで繋いで3人で撒き餌を効かしてイサギを浮かしてやろうという作戦で臨みます。



  30分程で撒き餌が効いてきたのか、まずは、N氏のオニューのインターラインのカカリ竿がきれいな弧を描いています。上がってきたのはまさしく本年の干支のウサギならぬイサギです。サイズは25cmぐらいでしょうか。塩焼きにするとうまそうです。

  続いて私のウキにも食い上げるようなアタリがあり、合わせるとグングン締めこんできます。引きを楽しみながら上げてくるとこれも同サイズのイサギです。ウキ下はテンビンまで15m取っていましたがどうやら少し上に魚がいるようです。しかし、今日の潮は大潮ながら、あまりウキが流れていってくれません。そこでウキをはずして、テンビンズボでゆっくり誘いをかけながら釣ると、立て続けに5匹をゲットできました。稲垣氏も慣れないボート釣りに苦戦しながらもなんとかイサギをゲット!昼までに3人で25cm前後を16匹とウマズラの同サイズ2匹をキープした所で、アタリがピタリと止まりました。

  ここで抜け目のない私は素早くカワハギ仕掛けを取り出し、青イソメをエサに底をこづきます。1投目からカワハギにしては大きなアタリがあり、早速20cm級の中型サイズが御目見えです。オキアミの撒き餌が底で効いているのか連続して同サイズを取り込みます。そのうち魚が擦れてきたのかアタリが出ないのに餌だけ取られるようになりました。ここから食わせるのが腕の見せ所です。タルマセ釣り、タタキ釣り、聞き合わせ釣りといったカワハギ釣法を駆使して着実に数を伸ばしていきます。期待の30cm級は出ませんでしたが、25cm前後の良型もかなり混じりました。午後2時を過ぎるとだんだんと散発的にしか釣れなくなってきました。その後ポイントを転々としましたが芳しくなく午後4時に納竿としました。釣果は3人でイサギ23~27cmを16匹、20~26cmのカワハギ20匹、25cmのウマズラ2匹、ベラトラハゼ多数でした。



  今回の年末年始はいつもあまり挑戦しなかったジャンル、場所で新しいターゲットを開拓できたのでそれなりに充実した釣りになりました。これからもミニボートの利点を活かしていろんなジャンルの釣りに挑戦して行きたいと考えています。

『週間釣りサンデ-』投稿記事を加筆修正しました。





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2008年08月10日

岬町沖のボート釣り

1998年9月12日


(タチウオ大漁、オマケに良型アジ、ガシラ)


  仕事の取引先のNさんより、かねてから一度ボートでのタチウオ釣りをリクエストされていたこともあり、Nさんの友人のⅠさんと3人で、9月12日いつものマリーナよりマイボ-ト(アキレスFM505,ジョンソン15馬力船外機)で午前6時過ぎに出船。いつものタチウオポイント水深60mラインヘ向かいます。



  当日の潮回りは小潮で、満潮は午前10時40分。ちょうど満潮に向けてゆっくり潮が込んでおり、おまけに風もまったくなく、べた凪の状態。ボート釣り初挑戦のお二人には願ってもないコンディションとなりました。

 Nさんはご当地定番のタチウオテンヤの仕掛けにイワシのエサで、Ⅰさんは胴付仕掛けに持参のサバの切り身を付けて臨んでいただきます。いきなり一投目からⅠさんにひったくるようなアタリがあり、早速タチウオがあがってきました。サイズは、80cmといったところでしょうか。

 Nさんにも一投目からアタリがあったようですが合わせのタイミンングが掴めずイワシがボロボロになって上がってきました。しかし、すぐにコツをつかまれたようで、すぐに2投めには見事タチウオをゲット!どうやら、本日のタチウオ君達は食い気満々のようで、置き竿にもガンガンアタックしてきます。

 2時間ほどで20匹ほどゲットしたところで、船頭の私だけ仕掛けをチェンジ。胴付き2本バリにキビナゴと、青イソメをチョン掛けし水深60mの底まで下ろします。
 




 最初のお客様は15cmのトラハゼ君。これはテンプラのいいネタになります。お次はデカイフグがサオをカンカンゆすりながら上がってきました。これはアンウエルカムというわけで放流します。3投目に一気に竿を持ち込むアタリがあり、慎重に上げると最近はめっきり数の減った、朱色が鮮やかな、良型のガシラでした。魚屋で一匹千円以上する立派なやつです。

 その後、Iさんが進呈してくれた土佐カブラの仕掛けに25cmオーバーのマアジが2匹飛びついてきました。タチウオも日が昇ってからは入れ食いとまではいかないものの、ポツリポツリと釣果を伸ばし、持参の20リットルのクーラーが満タンとなったところで納竿としました。結局、当日の釣果はタチウオ 70~90cmが30匹、26、27cmのマアジが2匹、25cmのガシラ1匹、15~18cmのトラハゼ3匹、チャリコ1匹の計37匹でした。




 ボート釣り初挑戦でこの見事な釣果に、どうやらお二人とも病みつきになられたようです。連れてきた甲斐があったと同時に、船頭として少し肩の荷が下りました。これから10月以降はタチウオもサイズアップし、メーターオーバーの確率がグンとアップします。チャリコアジグチガシラといった五目釣りとの2本立てで十分楽しめるでしょう。



『週間釣場速報・関西版』掲載記事を加筆修正しました。



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Posted by masterwolf at 23:22Comments(0)ボート釣り

2008年08月09日

岬町沖でシログチ、チャリコ、おまけにスミイカ

1998年2月7日


 皆さん寒い日が続きますねぇ。なかなか、炬燵の中から出るのがおっくうになっていませんか?。ただ、こんな寒い時期でも我々ボートフィッシャーマンを熱くさせてくれるターゲットにシログチ君がいますね。1月中旬から私のホームグランドである岬町周辺でも数が上がりだしましたので、2月7日(日)に狙いに行ってきました。



 まだ、早朝は寒いので出船は9時半。まずは先週チャリコ(小ダイ)が結構食ってきた水深50mラインへ向かいます。魚探に反応のあるポイントで、自作の胴付き仕掛けに青イソメを付けて流していきます。しかし、今日は先週と打って変わって潮が流れてくれません。2時間程ポイントを行ったり来たりして20cmのチャリコ(小ダイ)を3匹キープしたところでポイントチェンジ。今度は水深40m~45mラインを攻めてみます。ちょうど地合いと重なったようで、1投目から『コツコツグイー』といったシログチ独特のアタリで、25cm級のお出ましです。ほとんど入れ食いで釣れてきますが、シーズン初期なのかして25cm級がほとんどで、なかなか30cmオーバーが釣れてくれません。本日は引き味を楽しむ為に3mの胴調子のペラペラ竿で釣ってみましたが、かえって食い込みも良くてバラシもほとんどなくいい感じです。小型でも竿を満月に絞り込んでくれます。ここでも2時間程で10匹をキープしたところでシログチのアタリが遠のき、その後はトラハゼのオンパレードとなりました。トラハゼといえども中には20cm級の立派なサイズも混じりますので、これはこれでテンプラには最高のネタとなるため有り難くキープさせてもらいます。良型のキスも1匹胴付き仕掛けに飛びついてきました。



 さて、あっという間に時間も過ぎ去り日も傾いてきました。最後に夕方の地合いを狙って、漁港沖水深15mラインまで戻りスミイカを狙ってみることにしました。片テンビンにハリス3号を60cm程取ってウルトラスッテの布巻き(色はピンク)を付けてシャクッてみます。3投目に乗ってきました。しかし、これはタモを取ろうとしてモタモタしている間に残念ながら水面で針はずれ。海底へゆっくりとお戻りになられていきました。こうなると頭に血が昇るのですよね。今度はタモをしっかりと膝前に置いて再挑戦します。今度はなかなか乗ってきませんでしたが、粘った甲斐あって30分後再度チャンスが訪れました。今度は先程より型が良いようで断続的にグイグイ竿を絞り込んできます。水面まで浮かせて覗き込むと、スッテをしっかりくわえ込んでいました。タモ入れも一発で決まり、何回もスミを吐かせてから、ビニール袋に入れて、クーラにお入り願います。サイズは甲長20cm位でしょうか。刺し身にするととてもうまそうです。この1杯に納得して今日は納竿としました。



本日の釣果は19~21cmのチャリコ3匹、25~30cmのシログチ10匹、22cmのキス1匹、15~20cmトラハゼ5匹、スミイカ1杯でした。



 例年3月に入るとグチの型も30cm級がメインとなっていい引きを味わせてくれます。皆さんも一度出かけてみられては?。

『週間釣り場速報・関西版』掲載記事を加筆修正しました。




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2008年08月08日

丹後半島東部沖のボート釣り


1997年11月14日

 

型揃いのアマダイ4匹ゲット! 

 11月14日(土)は丹後半島東部の漁港より、マイボートで午前6時30分に出船。まずはノマセ釣りのエサとなる小アジを確保するべく、湾内のポイントへ向かいます。魚探で水深10mラインにいい反応を見つけ、即アンカーリング。今回の相棒のM君に早速サビキ仕掛けで釣ってもらいます。上層にはスズメダイや、コッパグレが、ウジャウジャ蠢いています。小アジは、どうやらその下の5m~8mラインに居着いているようです。魚探をにらめっこしながら、的確に彼にタナを指示すると、コンスタントに小アジが釣れだしました。1時間程で約30匹をキープし、小アジポイントを離れ、まずは、岬沖の水深50mラインのポイントへ向かいます。


 


10分程で到着。シーアンカーを投入し、流し釣りの開始です。私は、電動リールの竿にノマセ仕掛けをセットし置き竿とし、手持ち竿には胴付3本バリにシラサエビをチョン掛けし、誘いをかけながら探っていきます。M君の方は、自作の胴付き2本バリに、小アジを付けたりシラサエビを付けたりと、臨機応変な対応で勝負をかけます。しかし、海底にはサバフグが暗躍しているようで、小アジでさえクチビルだけを残して上がってくる始末。シラサエビの方はハリスごと噛み切られ、早くも戦意喪失寸前です。ここでポイントをチェンジし、50m~55mのカケアガリを流してみます。



ここで一投目から私のノマセの竿に大きなアタリがあり、25cmのガシラが釣れてきました。続いて手持ち竿を大きく持ち込むあたりで上がってきたのが33cmのアオハタす。ようやく調子が出てきました。その後、22cmと小振りながらアオハタをゲットしたところでアタリが止まりました。その頃から朝からひっきり無しに吹き続けていた南風が止んできました。

ここで、ポイントを沖の水深55mラインにチェンジし、例年実績の高いアマダイを狙ってみる事にします。天秤の2バリにアオイソメを房掛けし、ゆっくりサソイを掛けながら御機嫌を伺います。二流し目にモゾゾとした前アタリがありました。

ここでゆっくりと竿を30㎝程持ち上げると、一気に締め込んできました。後はアマダイ独特の締め込みを楽しみながら浮かせます。1匹目は35㎝とこの界隈ではレギュラーサイズです。

どうやら地合いが到来したようで続いて今度は前触れ無しの一気食いで37cmの当日最長寸が現れました。M君はなかなかサソイのタイミングが取れず苦戦しています。手首を使わず腕だけを使ってゆっくり竿を上下するようアドバイスするとようやく彼にもヒット!一瞬アゴが外れるのでないかと思うほどの大合わせのあと、半分失状態で上がってきたのはこれも35㎝級のアマダイでした彼も綺麗な魚体にに感嘆の声を上げています。

その後、同型のアマダイと20㎝のガシラが私に釣れ、彼には20㎝級のマルアジサバフグ釣れたところでアタリが止まりました。何とかク-ラーの中もにぎやかになりましたので納竿としました。





 当日の釣果は、アマダイ35~37cm4匹、33、22cmのアオハタ2匹、25、20cmのガシラ2匹、20cmのマルアジ2匹、20cmのサバフグ1匹、小アジ多数でした。

                『 週間釣り場速報・関西版 』 掲載記事を加筆修正しました。




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2008年08月07日

丹後半島西部沖のボート釣り

 

1997年10月26日


 いつも行き付けのへアーサロンのマスター(Ⅰ氏)より、かねてから日本海のボート釣りをリクエストされていたこともあり、10月25日(日)の夜、同じ店のスタッフのT氏と3人で堺の自宅を出発!一路丹後半島へ向かいます。現地でボート釣り仲間のN氏と合流し、2艇でポイントを攻めることにします。Ⅰ氏は一年前に、丹後半島東部沖に同行しアマダイ、アオハタ、ガシラ、ソイ等を爆釣してからというもの今回の釣行を心待ちにしていたようで、やる気満々で す。ボート釣り初挑戦のT氏もリールをこの日のために新調しており内に秘めたる闘志を感じさせられます。一方、N氏も1ケ月半振りの釣行とのことで、欲求不満が溜り即発射状態です。一人沈着冷静な私は、ボートのセッティングに余念がありません。



 翌朝は午前6時30分に出船。まずは、ノマセ釣りのエサとなる小アジを確保するべく漁港沖の水深10mラインにアンカーリングします。しかし釣れてくるのはエサには大きすぎる15~18cm級ばかり。ヒラマサやハマチなら一飲みでしょうが、アコウやヒラメでは合わせのタイミングがなかなか難しい展開になりそうです。それでも気を取り直して20匹ほどキープして、ノマセポイントへエンジン全開で向かいます。

 ホンデックスHE-5600の魚探でポイントを探りシーアンカーを投入し流し釣りを開始します。しかし、一投目、二投目ともにアタリ無いままにエサの小アジだけがきれいに掠め取られています。三投目はナント!オモリが底に着くまでにフッと軽くなりました。巻き上げるとモトスから先が切られています。どうやらいつもこの時期に大量に発生するサバフグの仕業のようです。例年サバフグの最盛期は9月なのですが、今年は水温が下がるのが遅れている関係か、一月遅れて最盛期を迎えてしまったようです。こうなると完全にお手上げ状態です。シラサエビの胴付仕掛けにはベラのオンパレード。「こんなはずではなかったのに…」とⅠ氏の虚ろながら責めるような視線が船頭の私の胸に突き刺さります。



 しかし、ふと振り返るとT氏のペラペラ竿が満月にしなっています。一瞬「根ガカリか?」と思いましたが、竿先を見るとグングンと締め込んでいます。半信半疑でゆっくりとリールを巻いたのが功を奏したのか、根に潜られることもなく浮かして上がってきたのは35cmのアコウ(キジハタ)でした。

  続いてⅠ氏の竿にもようやくまともなアタリが…。小さいながらも独特の三段引きを見せて上がってきたのは25cmのカスゴです。彼の目にようやく生気が戻ってきました。続けてT氏に27cmのウマズラがヒット。それを横目で眺めていた私はすかさず、カワハギ仕掛けにチェンジ!連続で20cm級のカワハギをゲットします。これで、エサ取り四天王(サバフグ、カワハギ、ウマズラ、ベラ)が出揃いました。これより三役登場(アコウ、ヒラメ、ヒラマサ)といきたい所ですが、なかなか彼らの口元までエサが届きそうにもありません。ここで、N氏のボート(私と同じFM-505)に摺り寄り釣果を問いますが、彼も「テッチリのイレグイです。」とのこと。それでも限りなく30cmに近いマダイや25cm級のマハタ、チャリコ、キス等五目釣りをそれなりに楽しんでおられます。



 そうこうしている間に、時間が経つのは早いもので昼前を迎えました。ここで、竿先のアタリに一意専心していたⅠ氏のサオが大きく持ち込まれました。タップリと魚の重量感を味わいながらあげてきたのは、30cmのガシラでした。この近辺では珍しくもないサイズですが、大阪湾、和歌山周辺ではなかなかお目にかかれないサイズです。三役とはいきませんが小結クラスの登場で本日は我慢してもらう事とし、竿を収めました。





 本日の釣果は、35cmアコウ1匹、30cmガシラ1匹、27cmウマズラ1匹、25cmカスゴ1匹、20cm級カワハギ3匹、サバフグ、ベラ、小アジ、チャリコ多数でした。


                   『週間釣り場速報関西版 掲載記事』より加筆修正しました。




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